スキャン内容

スキャン対象物:貴重資料 (A4書類約1万枚)

解像度    :300dpi

カラー設定  :カラー

コスト    :30万円程

導入目的

貴重書類のデータ保存

導入の決め手

非破壊スキャンができたこと 派遣で来てくれるところ

スキャン後の効果

一つしかない文書を共有することが出来るようになった

導入のタイミング

資料の劣化が顕著になってきたため

スキャンマンに頼んだ決め手は?

ひとつ目は非破壊でスキャンできるという点です。
他社は解体しなければスキャンできないと回答いただいたので、破壊を避けられるほうがいいと考えました。
    
もうひとつは対応が礼儀正しかったという点です。費用感は両社ともほぼ変わりませんでした。

スキャンマンを利用してみての感想は?

スキャンマンに頼む前は、初めてスキャン作業を頼むということもあってネット上で様々なスキャン業者の在りようを見て回りました。
他社の場合は郵送での対応がほとんどだったのですが、郵送だと私からは見えない作業になるので書類の取り扱いに不安がありましたね。
    
それに対してスキャンマンはこちらに来てくれますので、いつでも様子を見に行けるという安心感がありました。

解決した課題は?

スキャン対象物は機関誌です。
機関誌は昭和2年から継続して発刊されているもので、私達にとってはとても重要で貴重な資料です。
ただ、機関誌の古いものは1冊ずつしかありません。
そのため貸出しなど到底できませんし、閲覧は限られたものにせざるを得ません。
    
また、教団には研究者もおり、 研究のためにも機関誌を使用します。
しかし、どんなに丁寧に扱っても冊子の劣化は避けられず、頭を悩ませていました。
全国にある支部にも、古い資料を見たいという方もいらっしゃいます。
スキャンすることによって、全国の方々がいつでも見ることができるようになります。
    
また、いつ誰がどれだけ見ても劣化しないのが良いですね。

宗教法人在家日蓮宗浄風会とは?

宗教団体として宗教活動をしているわけですが、私どもの浄風会館では、例えば葬儀や結婚式なども執り行います。
    
現在は、東京の本部をはじめ全国に支部・地区の13の会館があります。
浄風会は、鎌倉時代の日蓮聖人の教えを伝える教団ですが、さまざまな経緯を経て、昭和6年に成立した純粋な在家教団です。
    
「在家」とは、簡単に言うと出家した僧侶のような人ではなく、普段は会社で勤務しているような一般社会人を指します。
つまり、仏教は在家のままで修行できるもので、浄風会はその一般社会人だけで運営されています。
    
さて、現代の日本は社会変化が急激で、地域社会が大きく変質するなどして、孤独で不安な思いで生活している人も多いように思えます。
仏教は、科学的な考え方とは異なったものですが、長きにわたって人間の在り方を追究してきました。
その教えへの信仰が人生の支えにもなることと思います。
    
在家日蓮宗浄風会は、広告塔をつかって宣伝したり無理な勧誘をするような教団ではありません。
興味を持たれたら覗いてみてはいかがでしょうか。